森且貴、2連続ドロー防衛 健闘の杉浦義届かず 

2日、横浜BUNTAIで開催の「Lemino BOXING」で行われた日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦は、王者森且貴(大橋)と5位杉浦義(協栄)が1-0(96-94森、95-95、95-95)の引き分け。森は前回のV1戦に続き、ドロー防衛。杉浦は初の王座挑戦での獲得はならなかった。

序盤はフットワークを使ってのステップ&ジャブ。中盤は中間距離で多彩なコンビネーション。終盤は足を止めて接近戦で押し打ち勝とうとする。王者森は10ラウンドにメリハリをつけて、豊富な運動量で戦い抜いたが、じりじりと間合いを詰めて、自分の距離になると確信をもって強い連打を打ちこんだ杉浦を圧倒することができなかった。

5回終了時に公開されたスコアは一者が49-46で森、二者が48-47で杉浦を支持。

圧倒的に手数で上回った森に対し、距離を詰めての強い連打が支持されていた杉浦。後半に入り、森は多彩なコンビネーションを増やして印象を強めたが、その連打の間隙を狙った杉浦の強打のインパクトも捨てがたかった。

打ち終わりを捕らえられることが多かった森(26歳)は14勝3KO4敗2分。森の手数を防ぐため、ガードの時間が長くなった杉浦(23歳)は9勝3KO1敗2分。ともに世界ランクに入っている(森はWBA5位・WBC15位・IBF9位・WBO13位、杉浦はIBF15位)が、両者課題も見えた接戦となった。

◆フェザー級8回戦
大橋蓮(大橋)[負傷引分け2回28秒]北本慶伍(三迫)
WBOアジアパシフィック10位の大橋と日本15位北本による無敗対決は、消化不良の結末となった。

リズミカルに左ジャブを出し、サウスポー大橋の入り際に右ストレートを狙う北本が好スタート。2回に入り、攻勢を強めようと前に出て、左ストレートを打ち込んだ大橋だが、北本も反応して右を打ちにかかる。しかし、ここで互いの頭がぶつかって、大橋が眉間を深くカット。ドクターチェック後にレフェリーが続行不能を判断しストップとなった。

大橋(24歳)は5勝5KO1分。北本(28歳)は7勝5KO1分。

◆フェザー級8回戦
嶋田淳也(志成)[KO2回33秒]サタポーン・サアート(タイ)
OPBF9位・日本3位の嶋田が、3月の王座決定戦敗戦から復帰。WBOアジアパシフィック12位のサタポーンをKOした。

サタポーンが重いワンツーから左ボディーを叩きつければ、嶋田は右アッパーをクリーンヒット。2回に入り、サタポーンが圧力を強めて左ボディー連打を叩きつけるが、嶋田は右アッパーのリターンを決めて盛り返し、近距離からの右フックでアゴを打ち抜くとサタポーンはたまらずダウン。立ち上がったものの、ファイティングポーズを取れず、レフェリーがテンカウントを数え上げた。

嶋田(28歳)は10勝4KO1敗1分。サタポーン(23歳)は18勝9KO4敗。

試合結果(日本語)
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