フューリーの大苦戦がヘビー級戦線に及ぼす影響 ビート12月号より
2023年11月14日 14時28分
2023年11月14日 9時51分
対戦が期待されると元ヘビー級3団体王者アンソニー・ジョシュア(英)と元WBC王者デオンテイ・ワイルダー(米)が12月23日、サウジアラビアのリャドで別々の試合を行い、来年に対戦するというプランが浮上している。ダン・ラファエル記者が一報を出し、米英メディアを続いた。
ジョシュア(34=26勝23KO3敗)は現3団体王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に連敗したあと復帰して2連勝をマーク。ワイルダー(38=43勝42KO2敗1分)は現WBC王者タイソン・フューリー(英)に連敗、昨年10月のロバート・ヘレニウス(フィンランド)戦で復帰して勝利した。
ともにベルトを失ったものの、ビッグネームであるヘビー級強打者対決への期待は大きく、今年に入ってから両陣営による交渉がスタートした。なかなか交渉がまとまらない中、ワイルダーは先週にもジョシュアに対戦を呼びかけたが、このタイミングでサウジアラビア競演プランが報じられた。
報道によるとジョシュアの相手には19年のフューリー戦が唯一の黒星となっているオト・バリン(スウェーデン)、ワイルダーの相手は元WBO王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)の名前が挙がっている。
イギリスのスカイスポーツは、ジョシュアとワイルダーがサウジアラビアで勝利すれば、来年に拳を合わせる可能性があると報じた。リング誌によると、サウジアラビアではほかに前WBAヘビー級正規王者のダニエル・デュボア(英)vs.ジャレル・ミラー(米)などヘビー級ファイトが数戦組まれる模様。実現すればデュボアは8月にウシクに敗れて以来の復帰戦となる。
ヘビー級は長らく交渉の続いていたフューリーとウシクが対戦に合意、来年2月に4団体統一戦が行われると報じられている。ヘビー級は10月にフューリーと善戦した元UFC王者フランシス・ガヌー(カメルーン)の株が急浮上。ジョシュアとワイルダーの対戦が実現すれば、生き残りをかけた戦いとなる。
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