WBC&WBA世界S･ライト級王者ダニー・ガルシア（米）が3月15日、プエルトリコ・バヤモンのルーベン・ロドリゲス・コロシアムで防衛戦を行う運びとなった。GBPのリチャード・シェーファー最高経営責任者が公表したもので、挑戦者はマウリシオ・エレラ（米）に決まった。

　ガルシアは両親がプエルトリコからの移民。かねてからルーツの国で試合を希望していた。ガルシアは昨年9月、強敵ルーカス・マティセーに印象的な勝利を飾って以来のリングとなる。エレラ（20勝7KO3３敗）は11年、ルスラン・プロボドニコフに勝ったことがあり、その後マイク・アルバラード、カリム・メイフィールドに連敗したが、以後2連勝している。

　同じリングでは米国ヘビー級期待のデオンタイ・ワイルダー（30勝30KO無敗）が、デリック・チゾラ（英）に物議を呼ぶKO負けを喫したマリク・スコット（米＝36勝13KO1敗1分）と対戦。同じく元フェザー&S･バンタム級王者同士ダニエル・ポンセ・デレオン（メキシコ）×フアン・マヌエル・ロペス（プエルトリコ）戦がセットされた。