井上尚弥の君臨するS・バンタム級調査~海外編 ビート2月号より
2024年1月16日 17時39分
2024年1月16日 14時49分
23日の「Prime Video Presents Live Boxing 6」でL・フライ級WBA&WBC王者の寺地拳四朗(BMB)に挑戦する元WBA王者で現1位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)が16日、東京・神楽坂の帝拳ジムで公開練習を行った。
会見したカニサレスは「日本での試合が決まってとてもうれしかった。しかも世界タイトルマッチだ。日本のことはホームのように感じている。タイトルを取り戻したい」とコメント。18年3月、小西伶弥とのWBA王座決定戦以来、6年ぶりとなる日本でのファイトを歓迎した。
カニサレスはここまで26勝19KO1敗1分で、唯一の敗戦は21年5月、メキシコシティでエステバン・ベルムデスに敗れた試合だ。この敗北についてカニサレスは「コロナで実戦練習が足りなかったこと。高地のメキシコで戦ったこと」と敗因を分析。以来、母国で高地トレーニングを取り入れ、再起後は4連勝を飾った。
今回の試合に向けても、3カ月の合宿を組み、うち1カ月は標高2500メートルの高地でトレーニングを行った。ここまで対日本人負けなし(2勝1分)のカニサレスは「どのようい試合を進めるのか、試合の流れを見て判断したい」と臨機応変に対応する考えを示した。
カニサレスは17年の田口良一戦(ドロー)、小西戦、19年の中国での木村翔では巧みなフットワークとボディワークで好戦的な相手を空回りさせ、いやらしさと試合巧者ぶりを大いに発揮した。そのボクシングが寺地に通用するかは分からないが、カニサレスは「すべてを出し切ってベネズエラにベルトを持ち帰る」と必力強く決意表明した。
練習はシャドーボクシング、ミット打ち、バッグ打ちと撮影用に5分程度という内容。練習を視察した寺地永会長は「骨格は拳四朗よりだいぶ小さく感じた。ただ、小西戦を生で見ていてスタミナもパンチも手数もあった。(前回防衛戦のヘッキー・)ブドラーよりも危険な相手だと思う」と気持ちを引き締めていた。
一方、参謀役の三迫ジム、加藤健太トレーナーは「サイズ感や表情を見るだけでも違う。ブドラーもそうだったけど、元世界王者だけに落ち着いてますね」と感想を述べた上で、「やってくることは映像を見て分かっている。絶対に勝てると思っています」と自信満々に言い切った。
2024年11月5日 7時17分
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