訃報 穴口一輝選手が逝去 昨年12月のタイトルマッチから意識戻らず
2024年2月2日 21時30分
2024年2月2日 20時48分
「DANGAN263」が2日、後楽園ホールd開催され、メインのフライ級8回戦は、元WBO-AP王者で日本同級2位の山内涼太(角海老宝石)がフィリピンS・フライ級8位のアーノルド・ガルデに2回1分16秒KO勝ちした。
◇フライ級8回戦
山内涼太(角海老宝石)[KO2回1分16秒]アーノルド・ガルデ(フィリピン)
オープニングで左フック、左ボディを打ち込んで会場を軽く沸かせたガルデに対し、山内はジャブ、右ボディストレート左ボディでガルデを崩しにかかった。初回終盤、山内の左ボディでガルデの動きが一瞬止まった。
2回、積極的に前に出たガルデに対し、山内の放った右アッパーが炸裂。ダウンしたガルデは立ち上がることができなかった。山内は11勝10KO3敗。ガルデは12勝6KO15敗5分。19年3月、梶颯(帝拳)に判定負けして以来の後楽園ホールだった。
◇S・ライト級8回戦
星大翔(角海老宝石)[3-0(78-74×2、77-75)]兒玉麗司(三迫)
立ち上がりはジャブの差し合いで兒玉が優位に立ち、ボディ打ちにつなげていく。しかし日本ウェルター級9位の星はラウンド後半、右ストレートを続けて決めた。
2回以降もアマ出身の2人が技術をぶつけ合った。ジャブやボディ打ちで先に仕掛けるのは星。緩急を使う星は4回、右を決めると兒玉が一瞬グラり。星は右アッパー、右ストレート、ボディ打ちで追撃。兒玉は踏ん張ってこのラウンドをしのいだ。
5回は兒玉がワンツーを決めて反撃した。星はスウェー、スリッピングアウェーでよけ切れずに被弾。兒玉のペースになるかと思われたが、星が相手の攻撃をうまく裁ち切る。その後も兒玉は攻めようとするが、星にうまくいなされてしまう。難しい採点と思われたが、星の試合巧者ぶりがポイントに結びついた。
星は昨年7月、WBO-APウェルター級王者の佐々木尽(八王子中屋)に挑戦、敗れて以来の試合だった。6勝3KO3敗3分。兒玉は昨年9月、関根幸太朗(ワタナベ)戦に続く連敗。5勝2KO3敗。
◇S・バンタム級6回戦
上野永吉(ワタナベ)[2-0(59-55×2、57-57)]藤野正文(DANGAN)
37歳の藤野と22歳のサウスポー上野の15歳差対決。藤野かスタートからポジションを盛んにズラして、左ストレートを上下に散らし、右フックも追撃。藤野は初回、ヒッティングで左目上をカットした。
藤野は2回以降、プレスを強めてボディ打ちを軸に上野に迫った。しかし上野も強気に応じ、右フックを効果的に使って有効打で上回る。藤野のガッツで食らいつき、白熱した打ち合いは最後まで続いた。上野は3勝1KO2分。藤野は5勝3KO4敗1分。
◇ヘビー級4回戦
加澤雅之(山木)[TKO2回1分19秒]斉藤勇輝(EBISU K’sBOX)
◇S・フェザー級4回戦
梶野翔太(角海老宝石)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]橋本舞孔(新日本木村)
◇フライ級4回戦
齊藤澪矢(将拳)[3-0(39-37×3)]石川颯(ひたちなか)
◇S・フェザー級4回戦
熊畑雄大(新日本木村)[TKO1回28秒]鈴木宏之(レパード玉熊)
◇62.0キロ4回戦
鈴木将斗(本多)[2-0(40-36、39-37、38-38)]中村駿介(輪島功一S)
◇フェザー級4回戦
松本和樹(新日本木村)[TKO4回1分58秒]石井幸祈(湘南山神)
観衆=1031人
2024年12月12日 14時27分
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