「4階級制覇は通過点」田中恒成が見せた新しい魅力 一夜明け会見
2024年2月25日 14時39分
2024年2月25日 0時10分
WBAバンタム級王者の井上拓真(大橋)は24日、難敵ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)を9回KOで下して初防衛成功。試合後の記者会見で「朝まで不安だった」と旨の内を明かした。
前に出てくるアンカハスと打ち合い、最後はボディ打ちで相手を沈めた拓真は「相手が前に出てくるのは想定していたけど、そこで脚を使ってポイントアウトしてしまうと、いつもの自分のつまらない試合になってしまう。あそこで打ち勝てたのは自信になった」と打ち合った理由を明かした。
攻撃的なスタイルを目指し、今回の試合で変わろうとしていた。「(前回のリボリオ・ソリス戦は)脚を使って相手がくるところを狙ってポイントアウト。ずっと一定の内容で、お客さんも退屈する内容。自分も山場を作りたいし、お客さんがおっと思うような試合をしたかった。偉大な兄と比べられるので、兄弟である以上は、そこで自分も盛り上げられる試合をしたという思いが強かった」と話した。
今回の出来を大橋秀行会長は「今日は兄貴を超えた感じです。壁を乗り越えることができたと思う」と最大級の褒め言葉。父の真吾トレーナーは「意識ですよね。スパーでも外すだけじゃなくて、外したら必ず返す。それを常に、常にやってきた。それを出してくれた。引き出しと幅はちょっとずつ増えてきたと思う」と評価した。
大橋会長によると2度目の防衛戦は指名挑戦者の石田匠(井岡)に内定済み。「けがもないので兄と一緒にできると思う」と5月に計画しているビッグマッチでのV2戦開催を示唆した。
敗れたアンカハスも記者会見し、「すべてを出し切って勝ちにいったが、一つのボディがとても効いてしまった。キャリアで初めて完璧なタイミングで入ってしまった」と最後の一撃を悔やんだ。憔悴した様子はなく、ハキハキと敗北を受け入れた。
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