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井上拓真、ユーリ阿久井、武居由樹、桑原拓が準備万端 34年ぶり東京ドーム決戦ゴング迫る

2024年5月4日 15時38分

 5.6東京ドーム「Prime Video Presents Live Boxing 8」の記者会見が4日、横浜ベイシェラトンホテルで行われ、4大世界タイトルマッチに出場する8選手が試合への抱負を語った。

 大橋秀行会長は「マイク・タイソン以来の東京ドームで話題になっているが、自分にとっては米倉健司会長が65年前、東京ドームの前身である後楽園球場で世界戦をしたことに意味がある。米倉会長は去年の4月20日に天国に召されましたが、孫弟子の4人の勝利を米倉会長に捧げたい」とあいさつした。

王者モロニー(左)と挑戦者の武居

 セミのWBOバンタム級タイトルマッチに出場する王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)は「最高のコンディションができた。彼は世界王者になろうとしているので、がんばると思うが、私はしっかりと準備してきた」と2度目の防衛に自信を見せた。

 お決まりの「足立区からきた武居です」で口火を切った挑戦者5位の武居は「いつも通り研ぎ澄ませてきた。あと2日、気を抜かずに楽しみたい」と平常心を強調。元K-1王者でデビューから8連続KO勝ちをマークしている武居の強打か、バランスの取れた王者モロニーのキャリアか、注目の一戦となる。

王者の井上拓真(左)と挑戦者の石田

 WBAバンタム級タイトルマッチは、王者の井上拓真(大橋)が2度目の防衛戦で指名挑戦者の石田匠(井岡)を迎える。

2月のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)でKO勝利を飾り、ひと皮むけた印象を拓真は「前回の試合のように熱い感動を与えられるような試合内容にしたい。今後の統一戦に向けて必ず勝ちたい」とこの試合をステップに、4団体統一に乗り出す思いをあらためて口にした。

 17年10月のイギリス以来、6年半ぶりの世界タイトルマッチを迎える石田はこの日からギラギラと戦闘モード。「日本人同士だし、熱い試合をして最後は自分がKOして勝ちたい。あさって自分がベルトを巻く姿が想像できる」と言葉に力をこめた。

阿久井(左)に桑原が挑む

 1月に岡山県のジム初の世界チャンピオンとなったWBAフライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は「21年7月に1度対戦して僕がKO勝ちしているけど、その相手に挑む桑原選手はすごいと思うし、その気持ちをしっかり受け止めて勝ちたいと思います。そんな僕らの戦いを応援してほしいです」と落ち着いてコメント。

 世界初挑戦がリベンジマッチとなる桑原は「再戦ということで2人だけのストーリーもあると思う。そういう所を含めて試合を楽しみにしてほしい。4つあるうちの一発目なので熱い試合をしたい」と王座奪取を誓った。

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