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辰吉寿以輝が流血の判定勝利 無敗守って年内のタイトル戦視野

2024年5月18日 21時35分

 大阪帝拳主催の「第82回ドラマチックボクシング」は18日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で開かれた。メインのS・バンタム級8回戦は、日本同級12位の辰吉寿以輝(27=大阪帝拳)がチャイワット・ブラドッグ(32=タイ)を倒しきれず、3-0の判定勝利。セミのフェザー級8回戦は、22年の全日本S・バンタム級新人王の安村綺麗(24=ディアマンテ)がタイ人選手を1回に3度倒してTKO勝ちした。

7回、流血しながら攻める辰吉(右)

 辰吉は3回、バッティングで左目上をカット流血の試合を強いられた。左ボディからの攻勢をかけるが、連打につながらず、チャイワットのショートストレートを受ける展開。パンチで右目上も切れた辰吉は7回に右ストレートをヒットして、チャイワットをロープまで飛ばしてダウン寸前まで追い込むも、パンチをまとめ切ることができなかった。

 元世界王者の父丈一郎さんは「下手くそやなあ。正面に立ってしまうから左ストレートをもらってしまう。教えたつもりだが、できていない。今のままではタイトルは無理」と息子に厳しい採点。聞いていた辰吉は「これから頑張るのが辰吉です」と前を向いて話した。

 年内にタイトル戦を予定している辰吉は16勝10KO1分と負け知らず。チャイワットは41勝27KO10敗。

安村は初回TKO勝ち

◇S・バンタム級8回戦
辰吉寿以輝(大阪帝拳)[3-0(77-75、78-74、79-73)]チャイワット・ブラドッグ(タイ)

◇フェザー級8回戦
安村綺麗(ディアマンテ)[TKO1回2分11秒]アヌーチャット・トングボーイ(タイ)

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