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中嶋一輝vs和氣慎吾発表 8.27「Leminoフェニックス」で 奈良井翼の初V戦も

2024年6月24日 19時47分

当日の出場選手と大橋秀行プロモーター

「フェニックスバトル120」の発表会見が24日、都内で開かれた。OPBF・S・バンタム級戦をメインにするイベントで、8月27日(火)後楽園ホールで開催される。試合の模様はLeminoで生配信される。

メインは王者中嶋一輝(大橋)が和氣慎吾(FLARE山上)を迎えるタイトルマッチ。初防衛戦の中嶋が15勝12KO2敗1分、挑戦者の和氣は31勝22KO8敗2分のサウスポー対決である。

発達した上体から繰り出す強打で中嶋はこれまでOPBFバンタム級、そしてWBO-AP・S・バンタム級のタイトルを獲得。かたや和氣もシャープなカウンターでKOを量産して過去にOPBFと日本の両王座に就き、世界にも挑んだ拳歴はご存じのとおり。

中嶋㊧と和氣、互いの意地も見もののサウスポー対決

「絶対に勝って次の試合につなげます」と中嶋が言えば、和氣も「これが最後のチャンスだが、僕は世界を目指しているのでもぎとる」ときっぱり。互いにためらいなく必勝の姿勢を鮮明にした。キャリア18年の大ベテラン和氣は当然のこと、王者中嶋とてアジアレベルでこれ以上の足踏みはしたくない。生き残りをかけた一戦の行く末はーー?

そしてセミで行われるのは日本S・フェザー級タイトルマッチ。さる4月、大阪で原優奈(真正)から王座を奪った王者奈良井翼(RK蒲田)が2位福井貫太(石田)を迎える。

奈良井㊧が初防衛戦で福井を迎撃

奈良井(13勝10KO2敗)はこれが初防衛戦だが、戴冠戦は高く評価できる内容で、実際にカーニバルで殊勲賞に選ばれた。キャリアをしっかり力にして持ち前の攻撃力をより生かしている印象。

初挑戦の福井(12勝8KO 5敗1分)は20歳でボクシングを始めたプロ叩き上げで、こちらもコツコツと身に付けた実力は確かなもの。石田ジム初の日本王座(正規)奪取を期す。

対決に向けて両者は、「上に行くために(選択防衛戦でも)上位を選びました。倒して勝ちたい」(奈良井)、「いただいたチャンスをつかむだけ」(福井)と語っている。

またセミセミでは安達陸虎(大橋)ー小林柾貴(角海老宝石)のS・ウェルター級8回戦が行われる。

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