井上が会心のKO勝利 デビュー2戦目
2013年1月5日 15時40分
2013年1月5日 14時11分
元WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(大橋)が5日、後楽園ホールで50㎏契約10回戦に臨み、サンムアンローイ・ゴーキアットジム(タイ)を9回2分52秒KOで下した。八重樫は昨年7月、WBA&WBC世界ミニマム級王座統一戦に敗れて以来の再起を飾った。
小柄なサンムアンローイに対し、八重樫はスタートから距離を取り、足を使ったボクシングを展開した。ジャブを軸にして、踏み込んでボディブローを的確にヒット。時折見せる右アッパーも有効に機能した。
八重樫は途中、サンムアンローイの右を何発かもらったが、終始一貫して試合をコントロールした。フィニッシュは、徐々にダメージを与えて迎えた9回だった。コンビネーションから放ったボディブローがタイ人のレバーを直撃。サンムアンローイはテンカウントを聞いたあとも、しばらく立ち上がれなかった。
試合後、八重樫は「つまらないボクシングをしてしまったが、これは一つの自分のテーマだった。次はバチバチの面白い試合をします。次を期待してください」とファンにアピールした。
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