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統括3団体がロシア選手のタイトル戦認めず WBAはランキングからロシア勢を一時除外

2022年3月2日 17時23分

 WBC、IBF、WBOの3団体はロシアのウクライナ侵攻に抗議し、1日までにロシア人選手とベラルーシ選手に対して各団体認定のタイトルマッチをすべて認めない方針を打ち出した。WBAを含む4団体はすでにロシア国内でのタイトルマッチを承認しない声明を発表しており、今回の制裁はこれに続くものとなる。

 WBAはこの前日、単独で対応を発表。タイトルマッチを認めないだけでなく、ロシアとベラルーシの選手をランキングから除外し、彼らが入る欄に#nowarと戦争反対のメッセージを入れた。また、両国選手が出場する際の国旗掲揚、国歌斉唱も認めず、違反した場合はプロモーターを罰することも発表した。

 これにより注目されるのが、5月7日に予定されているWBA・L・ヘビー級スーパー王者ディミトリー・ビボル(ロシア)とS・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)のビッグマッチだ。しかしWBAは世界王者、地域王者のタイトル保持は認め、防衛戦も行えるとした。

 WBAは今回の措置を毎月見直す方針で、5月の試合までにWBAがロシアとベラルーシの選手に対する制裁を取り消す可能性はあるが、ロシアのウクライナ侵攻がリングの中にも暗い影を落としている。

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