リゴンドウ防衛戦決まらず、WBOは暫定王者設定へ
2014年10月31日 20時09分
2014年10月31日 18時57分
WBA女子世界S・フライ級チャンピオンの藤岡奈穂子(畑山&竹原)が11月8日、ドイツ・シュツットガルトのポルシェアリーナで、WBA女子世界フライ級王者スージー・ケンティキアン(ドイツ)に挑むことになった。藤岡は勝てば日本女子初の3階級制覇達成。31日都内のジムで記者会見を開いて発表した。
日本女子ボクシングをけん引する39歳の実力者(12勝6KO無敗)が、欧州で指折りの人気チャンピオンに挑戦する。当初はメキシコで防衛戦をする予定が、二転三転した末にキャンセル。いきなり訪れたチャンスに藤岡は「突然だったけど、これはビッグチャンス。フライ級は自分のベストウェートだと思う。もちろんKOを狙っていきたい」と声を弾ませた。
27歳のケンティキアンはWBAフライ級タイトルを11度防衛し、一度陥落して再戴冠後に3度の防衛を成功。33勝17KO2敗1無効試合の戦績を誇る実力者として知られている。試合当日はメインイベントに、元WBA世界ミドル級スーパー王者フェリックス・シュトゥルムvs元WBO世界S・ミドル級王者ロバート・スティグリッツのドイツ元世界王者対決が組まれ1万人収容のアリーナは満員になること必至。相手が強く、観客が多いとなれば、藤岡のモチベーションも上がらないわけがない。
これまでマッチメークに苦しむことも多かった藤岡は「相手はいままで対戦した選手の中で一番うまくて強いと思うけど、距離を詰めて接近戦でダメージを与えたい。ヨーロッパでアジア人がこれだけやれるというところを見せたい」と気合十分。「負ければ引退」の覚悟を胸にドイツでひと暴れするつもりだ。
なおWBAの特例により、藤岡はS・フライ級タイトルを保持したままケンティキアンに挑戦する。ただ負けた場合、陣営はS・フライ級タイトルを返上する方針だ。
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