大橋、初防衛ならず
2011年8月7日 20時10分
2011年8月7日 0時26分
李-福原戦と同じ後楽園ホールのリングで行われたOPBF(東洋太平洋)ミドル級タイトルマッチは、チャンピオン佐藤幸治(帝拳)が挑戦者氏家福太郎(新日本木村)を6ラウンドTKOに下して3度目の防衛を果たした。
試合は出だしから佐藤が優勢を保ったが、氏家も手を出して攻防を白熱させた。しかし佐藤は6ラウンド、勝負に出てやや強引な左右連打。最後は左フックを直撃して氏家をダウンさせた。試合再開後すかさず猛攻して、早めのレフェリーストップを誘った。
この日の相手氏家とは3年前にスパーした経験があるが、結果的に佐藤が現時点での勢いの差を見せつけた一戦となった。
この日の前座の注目の試合結果は--。山中の日本バンタム級タイトルに挑んで健闘したものの初黒星を喫した岩佐亮(セレス)の再起戦があり、岩佐は8回戦でラスマヌディン(インドネシア)に2回左ストレートを決めてKO勝ち。また重量級のホープ対決は、三浦広光(帝拳)が元アマ王者松本晋太郎(ヨネクラ)に8回3-0判定勝ち。
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