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前王者鈴木、まさかの判定負け

2011年7月31日 11時37分


 鈴木しくじった――名城戦前座に登場した前日本ミドル級チャンピオン鈴木哲也(六島)が元新人王の新藤寛之(宮田)に8回3-0判定負け。ウェルター級転向2戦目でまさかの敗北を喫した。
 ジャブの差し合いではじまったサウスポー対決は、新藤がうまく鈴木にパンチを合わせてポイント奪取。鈴木もプレッシャーを強めるが、脚があまり動かず、新藤を捕まえきれない。77-76が2者に78-76のスコアで新藤が勝利した。最新ランキングで日本ウェルター級2位に転向した鈴木だったが、2階級制覇挑戦を前に足もとをすくわれてしまった(26勝16KO10敗)。殊勲の新藤は9勝2KO1敗。
 この日行われたもうひとつの8回戦は佐藤成吾(松田)が高田小次郎(六島)に3-0判定勝ちした。

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