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ガルシアがSL級対決判定勝ち、ミドル級はドロー

2015年4月12日 12時48分

ガルシアがピーターソンに判定勝ち、リーとクイリンはドロー(ボクシングニュース)
ガルシア(左)とリー
 ニューヨークのバークレイズ・センターで11日(日本時間12日)行われたPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)の興行で、メインのS・ライト級チャンピオン対決はダニー・ガルシア(米=WBC&WBA統一王者)がラモント・ピーターソン(米=IBF王者)に2-0のマジョリティー判定勝利を収めた。

 試合は143ポンド契約の無冠戦。前半、ディフェンシブなピーターソンに、ガルシアが上下にパンチを打ち分けてリード。ワンサイドになりかけたが、中盤ピーターソンが反撃。ラウンドを重ねるたびにガルシアの顔面の腫れが目立ってくる。スコアは安全圏と思えたガルシアに11回、IBF王者がラッシュ。ガルシアも応じて白熱。最終12回、ピーターソンの猛攻でガルシアはピンチに陥ったが、ダウンは免れ終了。公式スコアは1人が114-114、他の2人は115-113と意外に接近していたが、ガルシア(30勝17KO)が無敗を守った。ピーターソンは33勝17KO3敗1分。

 同じリングのアンディ・リー(アイルランド=WBO世界ミドル級王者)vs前王者ピーター・クイリン(米)の12回戦はダウン応酬。前日ミドル級リミットオーバーで試合が無冠戦になる原因をつくったクイリンが1回と3回にリーを倒す攻勢。ピンチを脱したサウスポーのリーはアウトボクシングで対処。狙いすぎのクイリンを7回、右カウンターで倒し返す。その後リーがやや押し気味に進めたが、公式スコアは113-112(リー)、113-112(クイリン)、113-113と三者三様のドローに終わった。

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