ダブル世界戦の計量が25日、名古屋市内のホテルで行われ、出場4選手が一発で合格した。
WBCフェザー級戦は長谷川穂積(真正)、フアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)ともに57.0キロでパス。バンタムからクラスを上げた長谷川はほぼフェザー級上限の体重をつくってきた。「ベストコンディション。バンタムのときよりも体が軽い」と長谷川。計量後の食事についても「無理に腹に入れようとは思わない」といい、適量を摂って試合に備えるようだ。果たしてリングの上でどのような動きを見せられるか。「今回にかけては誰にも負けないくらい、勝ちたいという気持ちが強い」――。
WBC・S・フェザー級戦は王者ビタリ・タイベルト(独)が58.7キロで、挑戦者の粟生隆寛(帝拳)がリミットの58.9キロ。この日も互いに笑顔でフレンドリーな雰囲気を醸し出したが、タイベルトについて粟生は「小さく感じた」とコメント。「長谷川さんと同じで、どんなに泥臭くなっても自分の手が上がっているよう、頑張ります」と必勝宣言をした。
長谷川と粟生、そろって2階級制覇なるか!? 注目のゴングは明日、日本ガイシホールで――。