メイウェザーの後継王座決定戦をWBCが指令
2016年1月14日 11時52分
2016年1月13日 16時01分
ワタナベジムのWBA世界チャンピオン、S・フェザー級スーパー王者の内山高志とS・フライ級の河野公平、L・フライ級の田口良一が13日、ジムで本格的なトレーニングを再開した。3王者はいきなり公開計量に臨み、王者としての節制ぶりをアピールした。
強さの秘訣は普段の節制にあり─。「3人とも日ごろから節制しているので衰えもないし、ガタもこない」と考える渡辺均会長の発案で公開計量が急きょ決定。「昨日の夜に電話で知らされたのでヤラセは一切ない」(内山)という“抜き打ち計量”にもかかわらず、36歳の内山が62.8キロ(試合時は約62.5キロ)、35歳の河野が55.9キロ(同56.0キロ)、29歳の田口が53.5キロ(同52.0キロ)を計測。祝勝会続きにもかかわらず、ほぼ試合時のウエートを維持していることを証明した。
3人の次戦はまだ決まっていないが、一番具体化しているのは内山で、前WBA世界フェザー級王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との対戦交渉が進められている。開催時期は4月か5月が有力だで、アメリカでの試合となる
大みそかの試合に圧勝、防衛テープを11まで伸ばした内山について、渡辺会長は「けががないのが何より。内山の右がヒットすれば、ウォータースはぶっ飛びますよ」と自信満々だ。内山本人は、これまでウォータースの試合映像は見ているものの「まだ研究というレベルじゃない」。それでもウォータースについて「身体能力は高いですね。どれくらい反応が速いのかは分からなし、今までなかったタイプだけど、逆にそこが楽しみです」と印象を語った。
河野は昨年10月、アメリカで亀田興毅を退けて初防衛に成功。11月には新婚旅行もかねてパナマで開かれたWBA総会に参加し「本当にリフレッシュできた」とのこと。次戦は香港の人気者レックス・ツォとマカオか香港で対戦するという話がある、渡辺会長によると「ツォの話がなくなれば4月に日本で防衛戦ということもある」とのことで、まだまだ流動的な状況だが、河野は「自分は勝手にツォやると思って練習してます」と早くも気持ちが入っていた。
大みそかの防衛戦では前半にリードを許し「周りの人にハラハラしたと言われた」という田口。こちらのV3戦はまったく決まっていない様子だが、順当にいけば春に防衛戦ということになるだろう。記者会見では「先輩たちに近づけるようにがんばります」と殊勝に抱負を述べた。
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