渡久地ジムの元ドミニカ王者がWBA3位に挑戦
2016年6月30日 12時26分
2016年6月29日 19時42分
タイのコンケンで29日行われたWBA世界ミニマム級タイトルマッチは、王者バイロン・ロハス(ニカラグア)が1位で暫定王者のノックアウト・CPフレッシュマート(タイ=写真)に判定で敗れ、王者が交代した。
試合は拮抗したまま後半戦に突入し、終盤はクリンチ、ホールドの連続で荒れた内容になった模様。ジャッジ泣かせの試合は、115-113×3で地元ノックアウトの手が上がった。
ロハスは3月、スーパー王者に昇格したエッキー・バドラー(南アフリカ)から奪った王座の初防衛に失敗。戦績は16勝8KO3敗3分となった。ノックアウトは13勝6KO無敗。これでミニマム級はタイ勢がWBC王者ワンヘン・ミナヨーティンに続いて2団体を制することになった。
IBFは高山勝成(仲里)から王座を奪った王者ホセ・アルクメド(メキシコ)が7月2日、同国で15位フリオ・メンドサ(ニカラグア)と初防衛戦を行う。WBOは田中恒成(畑中)のタイトル返上によって王座は空位。1位の加納陸(大成)と2位の高山が8月20日、兵庫県三田市で王座決定戦を争う。
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