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バルデスがルエダを2回で撃沈、WBOフェザー新王者

2016年7月24日 15時45分

 クロフォードvsポストルのセミファイナルで挙行されたWBO世界フェザー級王座決定戦は、ランク1位オスカル・バルデス(メキシコ=写真)が2位マティアス・ルエダ(アルゼンチン)に2回2分18秒TKO勝ち。ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がWBO世界S・フェザー級王座を獲得後に返上したベルトを継承した。

ルエダを2回で沈め、新王者となったバルデス

 初回から意欲満々のバルデスに対し、この日まで26勝23KO無敗のルエダは、メキシカンの左強打を食らい鼻血を流す。2回、右を口火にバルデスが攻勢をかける。鼻血で染まるルエダにバルデスは立ち直る時間を与えず左ボディーを見舞うとアルゼンチン人は一瞬間を置いてヒザをつく。カウント後、バルデスは右連打から左ボディーで2度目のダウンをゲット。レフェリーはダメージを見てストップをかけた。

 北京、ロンドン五輪メキシコ代表選手バルデス(25)はプロ4年目で念願の世界王者獲得。これで21勝18KO無敗。チーフセコンドのマヌエル・ロブレス・トレーナーと抱き合い、泣きじゃくって勝利を祝った。Photo/SUMIO YAMADA

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