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ガルシア不安的中の体重オーバー ペナルティー2億円超 前座で井岡一翔の暫定王座決定戦

2024年4月20日 10時27分

 明日20日(日本時間21日)ニューヨークのバークレイズ・センターで予定されるイベントの計量が19日行われた。メインのWBC・S・ライト級タイトルマッチは、王者デビン・ヘイニー(米)が全裸でハカリに乗りリミットの140ポンド(63.50キロ)で合格したが、挑戦者ライアン・ガルシア(米)は3.2ポンド超過の143.2ポンド(64.95キロ)を計測。リング誌は、試合は開催されるものの、ノンタイトル戦に変更されると報じている。

計量で罵り合うヘイニー(左)とガルシア

 試合の調整段階からメンタル面の問題を指摘されていたガルシア(24勝20KO1敗=25)は果たしてリングに上がれるかとも言われていた。最悪の事態は回避されたが、大幅にリミットオーバーし、再計量に臨む意思を示さず計量会場をあとにした。

 前日の会見でヘイニー(31勝15KO無敗=25)と合意していたように、オーバーウエート1ポンドにつき50万ドルのペナルティーが科されるため、ガルシアはファイトマネーから150万ドル(約2億2500万円)が差し引かれることになる。

 同じリングで井岡一翔(志成)が君臨するWBA・S・フライ級王座の暫定王座決定戦が行われる。WBA・S・フライ級1位ジョン“スクラッピー”ラミレス(米)は114.2ポンド(51.80キロ)、相手のWBCフライ級1位ダビ・ヒメネス(コスタリカ)は114.8ポンド(52.07キロ)をマークしリミット115ポンドに合格した。

ラミレス(左)とヒメネス

 セミ格のS・ライト級10回戦は、WBO・S・ライト級1位アーノルド・バルボサ(米)、相手の同級8位ショーン・マッコム(米)とも139.4ポンド(63.23キロ)を計測。バルボサが保持するWBOインターコンチネンタル同級王座が争われる。

 また、S・ミドル級ランカー、ベクテミル・メリクジエフ(ウズベキスタン=76.11キロ)がピエール・ディボンベ(フランス=76.02キロ)を相手にWBAインターコンチネンタルS・ミドル級王座の防衛戦。WBC・S・ウェルター級1位チャールズ・コンウェル(米=69.40キロ)がナザニエル・ガリモア(米=69.40キロ)とGBPとの契約第1戦を行う。Photos by Golden Boy Promotions / Cris Esqueda

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