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奥本貴之が負傷ドロー、田中一樹はIBF15位に勝利

2017年4月3日 0時56分

 グリーンツダジム主催の第11回クラッシュボクシングは2日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、メインのS・フライ級8回戦は、日本同級1位、OPBF同級12位の奥本貴之(グリーンツダ)がOPBF同級7位のエラニーノ・セミジャーノ(フィリピン)と7回負傷判定1-1で引き分けた。

日本SF級1位の奥本(右)、無念のストップだった

 セミのS・バンタム級8回戦は、OPBFバンタム級14位の田中一樹(グリーンツダ)がIBFバンタム級15位、スックカセーム・キャッヨンユット(タイ)を攻めあぐねたものの、3回に奪ったスリップ気味のダウンのポイントが利いて2-0判定で勝利した。また、元OPBFバンタム級王者、川口裕(グリーンツダ)がタイ人相手に10ヵ月ぶりの復帰戦をTKOで飾った。

◇S・フライ級8回戦
奥本貴之(グリーンツダ)[7回2分18秒負傷判定1-1(67-66、66-67、67-67)]エラニーノ・セミジャーノ(比)
 サウスポー同士のOPBFランカーの対決。2回にセミジャーノが右フックをカウンターで合わせて奥本が前のめりに倒れた。ここは奥本が必死にクリンチで耐えた。4回はセミジャーノが偶然のバッティングで右まぶたをカット。これを境に奥本の攻撃にリズムが出たが、詰め切るまでには至らず、一進一退の攻防。

 その後も奥本の攻勢は続き、足が止まったセミジャーノに連打を浴びせて、前半のポイントを挽回。しかし7回、偶然のバッティングで今度は奥本の右目上が大きくカット、出血がひどくドクターの診断で試合がストップとなった。なんとか引き分けに持ち込んだが、奥本は左対策が不十分で、持ち味の切れのあるワンツーが打てなかったのが苦戦の原因だった。

世界ランカーに競り勝った田中(右)

◇S・バンタム級8回戦
田中一樹(グリーンツダ)[2-0(76-76、76-75、78-74)]スックカセーム・キャッヨンユット(タイ)

◇58.5キロ8回戦
シルベスター・ロペス(比)[2-1(77-75、78-75、76-77)]京口竜人(グリーンツダ)

◇56.5キロ8回戦
川口裕(グリーンツダ)[TKO5回36秒]サナンクン・スッサソンコチャンマイ(タイ)

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