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最終戦迎えるコット「この16年と同じ自分を見せる」

2017年12月1日 15時43分

 現地時間2日夜ゴングとなる4階級制覇王者ミゲール・コット(プエルトリコ)の最終戦の記者会見が30日行われ、主役のWBO世界S・ウェルター級王者コット、挑戦者のサダム・アリ(米)が抱負を語った。試合はコットがホームリングとしたニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで挙行される。

最終戦を迎えるコット(左)と挑戦者アリ

ローチ「これが最後だと思うと寂しい」

 マイクの前でコットは「土曜日、これまでの16年と同じ自分をお見せします。これまで同様、試合では戦士となり、家族に最高の出来を披露します」とコメント。

 コンビを組むフレディ・ローチ・トレーナーは「これがミゲールの最後だと思うと寂しい。でもリングではベストなミゲールを見せてくれるだろう」と愛弟子にエールを送った。

アリ陣営はサプライズを予告

 対する“ワールドキッド”ことアリは「グローブをつけた8歳の時からこんなチャンスを夢見ていた。レジェンドを相手に驚嘆するファイトを期待してください」と胸中を明かした。参謀役のアンドレ・ロゼール・トレーナーは「コットは私の好きな選手の一人。でもこちらはファンを沸かせる試合を披露して勝利を引き寄せる」とサプライズをほのめかした。

 会見ではセミ格で行われるWBC世界S・バンタム級戦の王者レイ・バルガス(メキシコ)と挑戦者オスカル・ネグレテ(コロンビア)も出席した。

 バルガスは「土曜日、皆さんはなぜ私がチャンピオンでクラスのナンバーワンか納得するでしょう」と自信の発言。ネグレテは「レイは素晴らしいチャンピオンだけど私は勝つためにここにいる」と返した。Photo:Tom Hogan/Hogan Photos/Golden Boy promotions

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