村田諒太が振り返る 2017年世界のボクシング界
2017年12月19日 19時28分
2017年12月19日 18時05分
WBA世界S・バンタム級13位の松本亮(大橋)が来年2月28日、後楽園ホールでWBA世界同級王者のダニエル・ローマン(米)に挑戦することが発表された。松本は19日、横浜市内のジムで決意表明した。
小学校時代からの同級生ライバル、井上尚弥の世界初挑戦に遅れること4年、ようやく檜舞台に立つ23歳は「試合が決まってすごくうれしい。初めての世界戦なので一発で獲りたい」と声を弾ませた。
小学校6年で大橋ジムの門を叩き、横浜高時代に高校4冠達成。11年のプロデビュー後も、長身から繰り出す強打でデビュー戦からKOの山を築いた。しかし、16年5月にまさかのプロ初黒星。高校時代に手術を受けた副甲状腺の病気が再発しながら、無理をして試合に出場した結果だった。
その後、入退院を繰り返して同年9月に手術を受けて完治。一時はバンタム級で世界挑戦の話も決まりかけたが、副甲状腺の手術のあとで、身長が3.5センチも伸びたこともあり(現在175センチ)、同級での挑戦を断念した。紆余曲折をへて、ついに世界タイトルマッチの舞台にたどり着いたのである。
対戦相手のローマン(23勝9KO2敗1分)は9月、神戸で久保隼(真正)を9回TKOで負かして王座を奪取、今回が初防衛戦となる。松本(21勝19KO1敗)は「(ローマンは)バランスがよくてパンチをつなげてくる。打ち合いになると思うので、それに負けないようにしたい」と抱負を語った。
S・バンタム級はIBF王者に岩佐亮佑(セレス)が君臨。WBA2位に2階級制覇を狙う亀田興毅(協栄)、4団体でランク入りする日本王者の久我勇作(ワタナベ)、ともに2度目の世界挑戦を目指す和氣慎吾(FLARE山上)、大竹秀典(金子)ら世界を目指す日本勢がひしめく。ローマンvs松本の行方に熱い視線が注がれる。
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