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WBC世界S・フェザー級王者ミゲール・ベルチェルト(メキシコ)の防衛戦がOPBF同級王者カルロ・マガリ(フィリピン)を相手に行われることが決まった。期日は2月10日、場所はメキシコのカンクンと以前発表のスケジュールどおり。23日(日本時間24日)主催のサンフェル・プロモーションズが伝えた。
当初ベルチェルトは元王者のベテラン、クリスチャン・ミハレス(メキシコ)と対戦する運びだった。しかし今年に入りミハレス側が翻意。何人か候補者がリストアップされた末、試合まで20日を切った時点でマガリが抜擢された。ミハレスが、試合を放映するアステカTVのライバル、テレビサで主にファイトしていたことが障害となったようだ。
マガリ(23勝12KO9敗3分)は比国ボホール島出身の31歳。昨年7月マレーシアでOPBFシルバー王座を獲得し、伊藤雅雪(伴流)の返上で正規王者に昇格。今月13日、後楽園ホールで小谷将寿(平仲BS)に10回TKO勝ちで初防衛に成功した。試合間隔は1ヵ月弱ながらチャンスにとびついた形だ。
ベルチェルトは(31勝28KO1敗=26歳)は昨年7月、三浦隆司に判定勝ちして以来のリングでこれがV2戦。地元カンクンでの凱旋試合となる。
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