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ドネア背水の陣 あすフランプトンとWBO暫定戦

2018年4月20日 23時55分

 前チャンピオン同士、カール・フランプトン(英)vsノニト・ドネア(フィリピン)の一戦が明日21日(日本時間22日)英国北アイルランドのSSEアリーナで挙行される。20日同地で行われた計量でフランプトンは125ポンド1/4(56.81キロ)、ドネアは125ポンド1/2(56.93キロ)を計測。フェザー級リミット126ポンドを合格した。試合はWBOフェザー級暫定王座決定戦として行われる。

元王者対決を制するのは、ドネア(左)とフランプトン

 S・バンタム級統一王者からフェザー級へ進出。レオ・サンタクルス(メキシコ=米)に初黒星をなすりつけWBA“スーパー”王座を獲得したフランプトン(31)だが、サンタクルスにリベンジされて無冠。1試合はさみ明日の一戦を迎える。

「ドネアの全盛期は過ぎたという人もいるけど、私はそれを信用していない。ベストなドネアを想定して長期トレーニングを行った。彼も準備期間が長かったし、ソリッドなコンディションに仕上がっているだろう」とコメント。ベテランを下して正規王者オスカル・バルデス(メキシコ)あるいはサンタクルスとの第3戦を望んでいる。

 一方、フライ級からフェザー級を制し、一時はパウンド・フォー・パウンド・ランキングにも名を連ねたドネア(35)だが、13年にギジェルモ・リゴウンドウ(キューバ)とのS・バンタム級頂上決戦に敗れると勢いが減速。

 再び王座を獲得するもジェシー・マグダレノ(米)に惜敗して無冠。昨年は一度しかリングに上がっていない。背水の陣で臨む“フィリピーノ・フラッシュ”がアウェーでどんなパフォーマンスを披露するか注目される。

 同じリングで行われるWBO世界バンタム級タイトルマッチは、王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)が116ポンド1/2(52.84キロ)、挑戦者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)が117ポンド1/4(53.18キロ)をマーク。リミット118ポンドを合格。

 井上尚弥(大橋)が進出するバンタム級王者の一人で、今後対戦も予想されるテテが元2階級王者の超ベテランを相手に自慢の強打を炸裂させるか興味津々だ。Photos From Action Images

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