前日本王者の麻生興一 再起戦は負傷判定勝ち
2018年11月9日 21時59分
2018年11月9日 21時32分
六島ジムは9日、OPBFバンタム級王者、マーク・ジョン・ヤップ(六島)の引退とそれに伴う同級王座決定12回戦を12月24日、大阪市住吉区民センターで開催すると発表した。同級7位の小林佑樹(六島)と同4位、栗原慶太(一力)が対戦する。小林は14勝8KO7敗でOPBFは2度目の挑戦。栗原は12勝11KO5敗でタイトル初挑戦。
15年の大おみそか、当時同級王者の山本隆寛(井岡)に挑むも2回TKO負けしている小林は「栗原選手の評価が高いが、7月にマレーシアでTKO勝ちしてきて、その勢いでがんばります。もっと下半身を鍛え抜いて試合に臨む」と抱負を語った。
栗原は昨年6月、現OPBF・S・バンタム級王者の勅使河原弘晶(輪島功一S)に5回TKO負けを喫したが、8月にグリーンツダジムのホープ、田中一樹を3回TKOで下すなど、3連続KO勝ちをマークしている注目株。関西のリングは2度目だ。
前日本王者の久高が再起戦
セミの53キロ8回戦で前日本S・フライ級王者、久高寛之(仲里)が再起戦を行う。
また、10月初めに中国・昆明でデビュー戦を2回TKOで飾った大阪商大ボクシング部前主将の桑畑凜生(りお=六島)もOPBF・S・バンタム級14位、谷口陽祐(奈良)と同級6回戦を戦う。
桑畑はリングネームを公募していたが、「大成奴セガール闘凜生」(でかなるどせがーるとぅーりお)と決め、JBCに届け出た。
ホープ桑畑の新リングネーム決まる
「大阪生まれの大阪育ちなので大きくなるの『でかなるど』、闘う凜生の『とぅーりお』で『セガール』はゲームのキャラクター、スーパーマリオの命名者、マリオ・セガール氏からとりました」と「リオのカーニバル、スーパーマリオ、ジャイアントカプリオ」など150通近く寄せられたネームをヒントに考え抜いたリングネームの由来を説明した。珍名・奇名リングネームボクサーを輩出している六島ジムの伝統が復活した。
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