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WBO王者ナバレッテはメキシコでV4戦

岩佐亮佑あすNY出陣 IBF王者返り咲きなるか 
WBO王者ナバレッテはメキシコでV4戦

2019年12月7日 13時28分

 7日(日本時間8日)ニューヨークのバークレイズ・センターで開催されるプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)のイベントの前日計量が現地で行われ、IBF世界S・バンタム級暫定王座決定戦は、元IBF王者で同級1位の岩佐亮佑(セレス)と、元WBOバンタム級王者で同3位マーロン・タパレス(比)がともに55.1キロでリミットの55.3キロをクリアした。

岩佐(右)とタパレス、サウスポー対決だ

 タパレスはWBOバンタム級王者だった17年、大森将平(ウォズ)との初防衛戦で計量に失格し、王座はく奪された“前科”を持つ。渡米前にセレス小林会長は「相手が計量失格となっての試合が一番嫌だ」と語っていたが、最悪の事態は回避された。

 今回の試合を“ラストチャンス”と公言する岩佐は「気持ちは盛り上がってきている」と2度目となる米国リングに気合十分。あとは試合で結果を残すだけとなった。現在のIBF王者はWBA王座も保持し、けがで戦線離脱中のダニエル・ローマン(米)。

 S・バンタム級は、WBO王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が同じ日にメキシコのプエブラでフランシスコ・オルタ(メキシコ)を迎えてV4戦を行う。両者ともに前日計量はリミットの55.3キロで合格。同じリングではIBF世界S・フライ級王者ジェルウィン・アンカハス(比)がミゲール・ゴンサレス(チリ)と8度目の防衛戦を行う。

ミドル級王者の一角チャーロ(左)はホーガンを迎える

 ニューヨークのメインイベント、WBCミドル級タイトルマッチは、“レギュラー”王者ジャモール・チャーロ(米)が72.4キロ、挑戦者デニス・ホーガン(豪)が71.8キロで合格した。Photos by Stephanie Trapp / SHOW TIME

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