ラスベガスのメインがコロナ禍で中止
レスピエールのマネジャー陽性反応
2020年6月19日 9時34分
2020年6月19日 8時19分
元日本バンタム級王者で日本S・バンタム級2位、大森将平(27=ウォズ)が8月12日、大阪・豊中市立ローズ文化ホールで西田凌佑(24=六島)とS・バンタム級8回戦を行うことが決まった。
2017年4月にWBO世界バンタム級王者、マーロン・タパレス(フィリピン)に挑戦するも、計量オーバーで王座をはく奪されたタパレスに11回TKO負けを喫し、昨年8月にはOPBF・S・バンタム級王者、勅使河原浩晶(輪島功一S)に12回TKO負けと足踏み状態が続いているだけに、24勝16KO3敗の大森が再度世界へのステップを踏み出すか注目される。
対戦相手の西田は奈良・王寺工高から近大に進み、近大が21年ぶりの優勝を飾った18年の関西学生リーグでMVPに選ばれた左のボクサーファイター。昨年、プロ入りして2勝1KOとまだキャリアは浅いが、大森とのサウスポー対決を制して、一気にトップランカー入りを狙う。
新型コロナ感染拡大で勤めていた喫茶店が苦境に陥り、4月に引っ越し会社に転職した大森は「コロナで試合はできないと思っていたが、こんなに早くできることが決まってすごくうれしい。4階まで荷物を担ぎ上げる日々が続いて、体力はパワーアップしました」とジムのトレーナーを務める2歳上の兄惇平の指導で連日ジムワークに懸命。
左対策を練るため7月4日には神戸市の真正ジムへ出かけて、南京都高校の先輩の元世界王者、久保隼とスパーリングを行う予定だ。
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