移籍初戦の宮本知彰 連敗脱出のTKO勝ち
井上拓真と対戦の栗原慶太はファンの前でKO宣言
2020年12月4日 21時21分
2020年12月4日 17時06分
あす5日、後楽園ホールで開催の「ダイナミックグローブ」の計量が4日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの58.5キロ契約8回戦は、OPBFフェザー級8位の中野幹士(帝拳)が58.5キロ、佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)が58.3キロで合格した。
中野は東京・竹台高時代に高校3冠を達成し、東京農大をへて18年にプロデビュー。ここまで4戦4KO勝ちながら、まだ日本ランキングにも入っていないこの時期にダイナミックのメインに選ばれるのは大抜擢。中野は「最初は戸惑いがあったけど、いまは楽しみ」と声を弾ませた。
デビューから順調に歩みを進める中野は9月から粟生隆寛トレーナーの指導を受け、さらなるレベルアップに取り組んでいる。「正直に戦いすぎるので相手の嫌がる仕草とかを教えてもらった」。同じサウスポーの元世界2階級制覇王者から教わることはやはり多いようだ。
対戦相手の佐伯は7勝1KO3敗1分の中堅選手。プロ5戦目にして初の日本人対決を迎えるホープは「中野幹士は強いなと思ってもらえる試合をしたい」と腕を撫した。
セミには前日本ウェルター級王者で現日本2位の永野祐樹(17勝13KO3敗)が日本同級15位の安藤暢文(高崎=6勝3KO10敗2分)とウェルター級8回戦を行う。
永野は昨年4月、矢田良太(グリーンツダ)との激闘を制して王座を奪い、今年2月の2度目の防衛戦でクラス第一人者の小原佳太(三迫)に敗れて王座を失った。今回の試合は王座陥落からの再起戦となる。
永野は小原戦を振り返り「武器の左だけじゃ小原選手に通用しないと思い、コンビネーションや右を練習した。結果、武器も出ないし、練習したことも出なかった」と反省。今回は「短所を補うのではなく長所を伸ばす」ことに主眼を置き、「唯一の武器」だと自認する左にさらに磨きをかけた。
日本タイトルは手放したものの、今後の目標は日本、OPBF、WBOアジアパシフィック王座などもう一度ベルトを腰に巻くことだ。原点回帰した強打のサウスポーは「左で倒してやろうと思っています」と言葉に力を込めた。写真提供=横浜光ジム
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