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WBCバンタム級は暫定王座決定戦に

ドネア欠場でロドリゲスは無敗新鋭ガバリョと 
WBCバンタム級は暫定王座決定戦に

2020年12月12日 10時02分

 19日に予定されていたWBCバンタム級王座決定戦は同級1位ノニト・ドネア(フィリピン)が新型コロナウイルス感染により欠場。これによりドネアと対戦予定だったIBFバンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)は前WBAバンタム級暫定王者レイマート・ガバリョ(フィリピン)とWBCバンタム級暫定王座決定戦を行うことになった。11日、主催のPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)、イベントを米国へ中継するショータームが通達した。

実力者ロドリゲス(左)と新鋭ガバリョ

 WBCバンタム級は当初、王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)と指名挑戦者ドネアが対戦予定だったが、ウバーリが新型コロナウイルス感染で休養王者にシフト。ドネアvs.ロドリゲスで正規王座決定戦となったが、これも思わぬ形で変更となった。

 ロドリゲス(28=19勝12KO1敗)は昨年5月、WBSS準決勝で井上尚弥(大橋)に敗れたあと、同年11月にルイス・ネリ(メキシコ)とWBC挑戦者決定戦が組まれながら、ネリの計量失格で試合は中止に。今回もトラブルに見舞われた形だが、気持ちはなえていない。

「もう一度タイトルマッチのチャンスが訪れて夢のようだ。相手は変更されたけど厳しい試合を想定している。でもジムでハードな練習を行う時間が十分あったので負けるわけにはいかない」と発言。井上戦からの再起に気合いを入れている。

 一方、ここまで23勝20KO無敗をマークしているガバリョ(24)は「とてもエキサイトしている。リングに上がるのが待ちきれない。3月からマイアミでトレーニングしチャンスを待っていた。とても攻略が難しい相手だけど勝利を勝ち取って見せる」とコメント。こちらも昨年8月以来のリングとなるが、WBAではバンタム級1位を占め、挑戦の機会を狙っていた。

 セミではウェルター級の王者候補ジャロン・エニス(米)がクリス・バン・ヒーデン(南アフリカ)とマイナー団体IBOウェルター級王座決定戦。また元バンタム級王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)がWBCフェザー級王者ゲーリー・ラッセルの実弟アントニオ・ラッセル(米)と10回戦を行う。イベントは19日(日本時間20日)米コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催される。

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