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王者の佐川遼か、丸田陽七太がタイトル奪取か

屈指の好カード 2.11日本フェザー級戦あと3日 
王者の佐川遼か、丸田陽七太がタイトル奪取か

2021年2月8日 16時09分

 2月に国内で唯一行われるタイトルマッチ、日本フェザー級戦が8日、東京・後楽園ホールで行われる。チャンピオンの佐川遼(三迫=写真右)にランキング1位の丸田陽七太(森岡=同左)が挑む一戦を占ってみよう。

 今回が3度目の防衛戦となる佐川(26=10勝5KO1敗)は試合を重ねるごとに評価を上げてきた選手だ。東農大からプロに転じ2戦目で足元をすくわれたもののその後は連勝。世界挑戦経験のある松本亮(大橋)をKOし、世界ランカーの阿部麗也(KG大和)との王座決定戦を制して日本王者となったのは19年9月のことだった。

 力強く正確なジャブと威力のある右ストレートで3度の防衛を成功させ、いまや安定王者という印象が強い。現在の世界ランキングはWBC9位、IBF11位、WBO15位。そろそろ次のステップに進みたいところだろう。

 対する丸田(23=10勝8KO1敗1分)はデビュー戦でいきなり世界ランカーを下し、キャリア初期から注目されてきた関西のホープ。17年10月、OPBF・S・バンタム級王者の大竹秀典に挑戦して敗れたものの、19年10月の挑戦者決定戦で元日本フェザー級王者、大橋健典を3回TKOで下して佐川への挑戦権を得た。

 佐川がジャブからプレッシャーをかけて優位な展開に持ち込むのか、180センチ近い長身の丸田がジャブとスピードをいかしてチャンピオンを翻弄するのか。予想の難しさが試合の行方を楽しみにさせてくれる。

 セミでは日本ユースL・フライ級王座決定戦、堀川龍(三迫)vs.重岡優大(ワタナベ)が行われる。イベントの開始は午後6時。フジテレビで13日深夜26時55分から放送予定(関東ローカル)。

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