東日本協会が牧田総合病院に50万円寄付 LEGEND参加者も
2021年2月11日 9時17分
2021年2月10日 17時01分
あす11日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」の計量が10日、東京・蒲田の牧田総合病院で行われ、メインの日本フェザー級タイトルマッチは、王者の佐川遼(三迫)が56.8キロ、挑戦者1位の丸田陽七太(森岡)が56.9キロでリミットの57.1キロをクリアした。
世界ランキングでWBC9位、IBF11位につける王者の佐川(26=10勝5KO1敗)はこれが3度目の防衛戦。「丸田選手の前評判が高いというのもあって注目されている。そういう丸田選手にインパクトのある勝ち方、ざっくりいうと倒して勝ちたい」とモチベーションはかなり高い。
180センチ近い長身と長いリーチ、スピードを武器とする挑戦者は「自分よりも身長が高いオーソドックスとやるのはアマチュア時代もあまりなかった」(佐川)とあって対策はかなり練ってきた。得意の右ストレートはなかなか当たらないと想定しつつ、「当たらないからといって打たなかったら丸田選手のやりたいようにやられてしまう」。周りから見て「佐川がプレッシャーをかけている」というボクシングで試合を組み立てるプランだ。
丸田が自信を持つジャブを同時打ちや右カウンターで封じ、圧力をかけながら後半に仕留める形を理想とする。あすは勤務先の洋菓子ブランド「コロンバン」の社長や専務も応援に駆けつける予定で、難敵の丸田を退けて佐川ここにありをアピールするつもりだ。
一方の丸田(23=10勝8KO1敗1分)は計量後のオンライン会見で「身体が大きくなったのに減量が今までで一番うまくいった。少しじゃなく、うまくいき方がこれまでとは全然違う」と笑顔で絶好調をアピールした。
昨年10月の挑戦者決定戦で元日本王者の大橋健典を下して以降、最初は4月に予定されていた佐川戦がたびたび延期になった。調整試合という選択肢もありながら、狙いを日本タイトル一本に絞り、佐川と倒す練習に没頭してきた。特に課題だった身体の強さは1年でかなりアップ。パワフルな日本S・フェザー級王者の坂晃典(仲里)とスパーリングでさらに肉体に磨いた丸田は「技術でも負けないし、どういう展開でも勝てる身体の強さを作ってきた」と胸を張る。
18歳でデビューしたときから注目されたホープは17年にOPBF・S・バンタム級王者、大竹秀典戦の敗北も乗り越え、23歳にして迎える初の日本タイトルマッチ。「世界にいくためには絶対に獲らないといけないタイトル」と位置づける大一番でこれまでとは違った姿を見せようとしている。
セミの日本ユースL・フライ級王座決定戦は、堀川龍(三迫=3勝1KO1分)がリミットの48.9キロ、重岡優大(ワタナベ=2勝1KO)が48.7キロで合格した。写真提供=三迫ジム
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