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ウラソフがコロナ感染 WBO・L・ヘビー級王座決定戦延期

2021年2月12日 10時53分

 今週土曜日13日、ラスベガスのMGMカンファレンスセンターで行われる予定だったWBO世界L・ヘビー級王座決定戦が延期になった。1位ジョー・スミスJr(米)と対戦する予定だった3位マキシム・ウラソフ(ロシア)が新型コロナウイルスの陽性反応が出たため。ボクシングシーン・ドットコムが伝えた。

 ウラソフは「延期にとてもガッカリしている。私は厳格なプロトコルを守り、通常の検査では陰性だったし症状もなかった。トレーニングキャンプも順調に運んでいたのに…」と残念がっている。11日(日本時間12日)の検査でアウトになった。

 ウラソフは昨年、2位ウマール・サラモフ(ロシア)と王座決定戦出場をかけて対戦するはずだったが試合は実現せず、そのままスミスとの一戦が組まれた。一方スミスは元王者エレイデル・アルバレス(コロンビア=カナダ)にTKO勝ちで決定戦出場の権利を得ていた。

 メインが中止になったがトップランク社主催のイベントはセミ格の前IBFライト級王者リチャード・コミー(ガーナ)vs.ジャクソン・マリネス(ドミニカ共和国)がメインに昇格して開催される。

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