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WBO女子L・フライ級王者の天海ツナミ 4.4緒方汐音とV3戦

2021年3月5日 19時49分

 WBO女子世界L・フライ級チャンピオンの天海ツナミ(山木)が4月4日、大阪・堺市産業振興センターイベントホールで元OPBF女子同級王者の緒方汐音(寝屋川石田)と防衛戦を行うことになった。両選手が5日、オンラインで記者会見を開いて発表した。

オンライン会見した天海(右)と緒方

 2階級制覇王者の天海(36=27勝16KO12敗1分)はこれが3度目の防衛戦。20年は新型コロナウイルスの影響もあって試合の機会がなかったものの、「1年試合があくことはけっこうあったので動揺はない」とコメント。敵地での試合にも「メキシコで6、7試合やっているので」と気にする様子はない。

 挑戦者の緒方については「スピードがあってフットワークが上手」と評価しながらも、「自分のやってきたことに自信を持って力の差を見せつけたい」と必勝を宣言。女子年間MVPを2度獲得している実力を発揮してベルトを守る決意を示した。

 一方、緒方(32=11勝3KO6敗1分)はデビューから6戦で1勝5敗と苦しみながら、18年にWBA女子アジア王座とWBOアジアパシフィック王座を相次いで獲得。19年にはOPBF王者となり、どん底から這い上がってきた選手だ。

 世界初挑戦で実力者の天海に挑戦することについて、師匠の石田順裕会長が下馬評を覆してスター候補だったジェームス・カークランドを初回TKOで下した2011年の試合を引き合いに出し、「やってみないと分からない」とアップセットを予告。チャンピオンになることで若くて苦しんでいる選手に勇気を与えようとしている。

 興行は寝屋川石田ジムとミツキジムの共同興行。観客は収容人数の半分にあたる400人程度を予定している。

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