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ビボルがリチャーズに判定勝ち WBA・L・ヘビー級V7

2021年5月2日 9時13分

 1日(日本時間2日)英国マンチェスターでマッチルーム・ボクシングが開催したイベントで行われたWBA・L・ヘビー級スーパー王座タイトルマッチは、王者ディミトリ・ビボル(ロシア=写真)が挑戦者5位クレイグ・リチャーズ(英)に判定勝ち。正規王座と合わせて7度目の防衛を果たした。

 データによると身長差は2センチほどだが、両者が対峙するとリチャーズが一回り大型に感じられる。試合は序盤からジャブの突き合いとなり、ボディー打ちを交えて仕掛けるビボルにリチャーズはリーチを生かしたカウンターで対抗する。

 中盤、英国王者のリチャーズは距離をキープしながらビボルの攻勢を阻止。しかし王者は9回、再び盛り返し終盤へ。11回、右を巧打する場面があったリチャーズだが、ビボルは左フックなどを返しペースを渡さない。ビボルは見せ場をつれなかったものの118-110、115-113、115-114の3-0判定勝ちを得た。

 試合後ビボルは「タフなファイトだった。1年半のブランクを考えればノーマルなパフォーマンスだった」と発言。また次回に関してWBC&IBF統一王者アルツール・ベテルビエフやS・ミドル級2冠王者カネロ・アルバレスらの名前が出ると「私は誰ともオープンに接する」と統一戦やビッグマッチ実現を希望した。

 同じリングのミドル級10回戦で、WBA同級暫定王者クリス・ユーバンクJr(英)がマーカス・モリソン(英)に判定勝ち。スコアは3ジャッジ一致の98-92でユーバンク。元人気世界王者リッキー・ハットンの息子、ライト級のキャンベル・ハットンは判定勝ちでデビューから2連勝をマークした。Photo by SUMIO YAMADA

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