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井上尚弥に近づくのはカシメロか、リゴンドウか オッズは2-1でカシメロ有利

2021年8月14日 9時17分

 明日14日(日本時間15日)米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・スポーツパークでゴングが鳴るWBOバンタム級タイトルマッチの計量が13日行われた。王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)はリミットの118ポンド(53.52キロ)、挑戦者で前WBAレギュラー王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)は117ポンド1/2(53.30キロ)を計測し明日のリングを迎える。

強打のカシメロ(右)と技術のリゴンドウ

 このカードはイベントを全米に中継するショータイムがスケジュールに入れていたが、5月ノニト・ドネア(フィリピン)がノルディーヌ・ウバーリ(フランス)をストップしてWBCバンタム級王座に就くと、プロモーターのPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)はカシメロvs.ドネアにスイッチ。強打のフィリピン人対決として人気を呼んだ。

 ところがドネア側がカシメロ陣営のドーピング検査に関する透明性に疑問を投げかけ試合から降りる結果に。当初の予定通りカシメロvs.リゴンドウが再度締結した。スラッガーのカシメロ(30勝21KO4敗=32)と五輪連続金メダリストでテクニシャンのリゴンドウ(20勝13KO1敗1無効試合)と対照的なスタイルを持つ両者だけにペース争いが注目される。

 米国のオッズメーカーはアメリカ式の表記でカシメロが-240、リゴンドウが+180とおよそ2-1でフィリピン人が支持されている。バンタム級はWBAスーパーとIBF王座を保持する井上尚弥(大橋)が4団体統一を狙っており、カシメロとリゴンドウの勝者が井上と対戦する可能性がある。

日本でもお馴染みロドリゲス(右)はラッセルとWBA暫定戦

 セミのWBAバンタム級暫定王座決定戦は、WBA2位ゲーリー・アントニオ・ラッセル(米)が116ポンド3/4(52.95キロ)、前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)がリミットの118ポンド(53.30キロ)でクリア。セミセミのバンタム級10回戦は、WBA1位ルーシー・ウォーレン(米)が117ポンド1/2(53.30キロ)、相手のダミアン・バスケス(米)が117ポンド1/4(53.18キロ)をマークした。試合の模様は15日午前11時からWOWOWで生中継される。Photos from Stephanie Trapp/SHOWTIME

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