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約2年ぶりリングのパッキャオ 記者会見で自信「30ラウンドでも戦える」

2021年8月19日 14時27分

 今週土曜日21日(日本時間22日)ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われるウェルター級タイトルマッチ、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)vs.WBAスーパー王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)の会見が18日開催された。当初カードはパッキアオとWBC&IBF統一ウェルター級王者エロール・スペンスJr(米)との一戦だったが、スペンスがメディカル検査で左目の網膜裂孔と診断されたため、先週、相手がウガスに変更された。

パッキャオ(左)とスペンスの代役となったウガス

 マイクを持ったパッキャオは「スペンスが回復してできるだけ早くリングに上がれることを願っている」と統一王者を気遣った。ウガスについて「私とリングで戦うことなくチャンピオンになったのは同意できない」とブランク中にスーパー王者に昇格したウガスをけん制。

 そして「ウガスのスタイルに順応するには2日で十分だった。(相手が)オーソドックスからサウスポーにチェンジするよりもサウスポーからオーソドックスに変わった方が対処しやすい」とアピール。「前回のキース・サーマン戦は25ラウンドぐらい行けたと思う。今回は30ラウンド以上動けると思う」と年齢(42歳)を感じさせない言葉を発した。

 ビッグネームを迎える35歳のウガスは「パッキャオのようなレベルで重要な相手とは対戦したことがないけど、キャリアを積んでここまで到達した」と短期間で対戦に応じた心境を吐露。「私は長いストライドを駆使してアウトボクシングを心がける。マニーは私をノックアウトできない。ハードな12ラウンズを想定して立ち向かう」とフルラウンドの戦いを予想。そして「キューバで自由を求める人々にこの試合をささげたい」と締めくくった。

 両者の参謀役もコメント。パッキャオのフレディ・ローチ・トレーナーは「私は40人以上の世界チャンピオンをコーチしたけど、マニー・パッキャオと比較できる者はいない。KO決着を予想している」と発言。

 一方、ウガスのイスマエル・サラス・トレーナーは「ウガスは私とコンビを組んでから12連勝している。土曜日それは継続する。パッキャオは多彩なアングルからパンチが出せるけど、ウガスは対サウスポーの達人だ」と援護射撃した。Photo: Ryan Hafey/Premier Boxing Champions

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