ウェルター級2冠スペンスが完全復活約束 パッキャオに引導渡したウガスと3団体統一戦迫る
2022年4月15日 9時30分
2022年4月14日 19時01分
WBOミニマム級戦(22日・後楽園ホール)で王者谷口将隆(ワタナベ)に挑む同級5位の石澤開(M.T)が14日、オンラインでメディアのインタビューに答えた。
試合に備えて150ラウンドに上るスパーリングを打ち上げたという石澤は、「あとは体重を仕上げるだけです」と、いよいよ最終調整の段階。MTジムは4月に入ってA級の神足茂利、そして先日の中谷潤人と“勝利のバトン”がつなげられており、トリの石澤もいい流れで谷口に挑む。
「自分の得意なところに、いかに持って行くか」。試合のキーを石澤はこう語る。石澤の得意なところと言えば、当然その攻撃力。2年7ヵ月前の初戦では谷口に判定負けしたものの一度は痛烈なダウンを奪っている。「チャンスが来ればその時はまとめます。そう簡単には来ないでしょうが、早いラウンドも長いラウンドも想定しています」と石澤。
第1戦は谷口の勝ちだったが、岡田隆志トレーナーによると、そもそも対サウスポーの不慣れも敗因の1つ。谷口戦後は、試合と試合の間にサウスポー対策に取り組み続け、いまでは苦手意識もかなり払拭している。
挑むチャンピオンが同じ日本人選手とあって、岡田トレーナーも「詳しいことは言えませんが」と試合プランの詳細は隠したが、中谷はじめサウスポー選手との実戦で成長した石澤に期待している様子。
この試合が決まり、9勝中8KO(1敗)と高いKO率を誇る石澤には「マイクロ・タイソン」なるキャッチコピーが付けられた。名付け親の岡田トレーナーは「インパクトがあるよう、タイソンにあやかりました。ニックネームに恥じないファイトをできると思います」と語る。
石澤も「少しずつニックネームになじんできたかと思います。軽量級とは思えない試合をしたい」と、最軽量級では破格の攻撃力で谷口攻略を期す。リベンジ&世界戴冠を一気に果たせるか――。
この日の会見後、石澤はシャドー、軽めの実戦、ミット打ち、バッグ打ちなどで汗を流した。石澤によると、残りの減量は「5、6キロ」という。
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