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日本初の世界王者 白井義男さんのお宝を後楽園ホールで展示 マリノ戦のガウンやシューズ

2022年5月19日 22時25分

 19日は「ボクシングの日」。しかも今年は日本に世界チャンピオンが誕生して70周年のアニバーサリーイヤーということで、この日後楽園ホールのエントランスには元世界フライ級チャンピオン白井義男さん(享年80)ゆかりの品々が展示された。1952(昭和27)年のきょう、白井さんはホールのすぐ近くに当時あった後楽園球場に4万人以上の観衆を集め、日本初の世界チャンピオンとなったのである。

ホールに展示された白井さんのお宝

 白井さんがダド・マリノ(アメリカ)との一戦で着用したガウン、リングシューズ、そしてトランクス、練習で使用したグローブなどがショーケースにおさめられ、観客が足を止めて見入っていた。青いガウンや黒×赤のトランクスといずれも状態がよく、白井さんの遺族が大切に保管しているのが分かる。

 白井さんの貴重な記念品がこうして展示されるのは、15日に墨田区体育館で開催された「すみだボクシング祭り」に続き2度目。

 この日の興行はオール4回戦。計8試合のうち東日本新人王戦は4試合行われ、ミニマム級で元キック選手の石井武志(大橋)がボクシング・デビュー戦ながら強烈な左ボディを交えた攻撃で福田隆斗(三迫)をストップするなどして次戦に勝ち上がった。

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