WBA・S・フライ級王座返上のエストラーダ 9月3日に無冠戦 年内にロマゴン3を希望
2022年8月5日 9時40分
2022年8月4日 21時53分
「ザ・グレイテスト・ボクシング」が4日、後楽園ホールで開催され、メインのS・フェザー級8回戦は、日本同級11位の長谷川慎之介(ワールドS)が松浦大地(ワタナベ)に5回負傷判定勝ちした。
当初、メインに予定されていた今川未徠(JB SPORTS)と大保龍斗(横浜さくら)のS・フライ級8回戦は今川の棄権により中止となった。大保はミニマム級世界ランカーの小浦翼(E&Jカシアス)と2分2ラウンドのスパーリングを披露した。
また、第5試合終了後にブラインド・ボクシングが披露された。目の見えない人でもボクシングを安全に楽しめるブラインド・ボクシングは日本が発祥。ブラインドボクシング協会長、元日本L・フライ級1位の村松竜二さんがあいさつし、全盲と弱視の2選手が2分1ラウンドの競技を披露すると、その動きの鋭さに会場からは驚きの声が上がった。
◇S・フェザー級8回戦
長谷川慎之介(ワールドS)[負傷判定5回1分0秒3-0(49-46、50-46、50-45)]松浦大地(ワタナベ)
日本ランカーのサウスポー長谷川がランカー挑戦2度目の松浦と対戦。強打の長谷川は2回から左ストレート、返しの右フックでペースをつかみ、3回には右フックでチャンスを作って松浦をロープ際に釘付けにした。
4回、偶然のバッティングで長谷川が出血すると、ここから試合はヒートアップ。打撃戦となり、松浦も右ストレート、左フックで長谷川に迫った。続く5回、両選手が踏み込んでパンチを打ち込んだところで頭が激突。松浦が前頭部から激しく出血して試合続行不可能となった。連敗脱出の長谷川は14勝9KO4敗1分。松浦は7勝3KO7敗3分。
◇S・フライ級8回戦
荒川竜平(JB SPORTS)[TKO6回1分44秒]川畑嗣穂(ワタナベ)
サウスポー対決は日本16位の荒川がスタートから左ボラードを有効に使い、ボディ攻撃にもつなげて好スタート。接近戦で右フックを決め、初回に早くもダウンを奪った。その後も試合は荒川ペース。川畑は2回も脚をフラつかせながらゴングを聞いた。
それでも川畑は荒川に食らいつき、劣勢ながらもジャブ、左ストレートを徐々にヒットさせる。5回には左ストレートを効かせ、勝利に望みをつないだ。迎えた6回、川畑は左をぶち込んで荒川を棒立ちにさせると猛ラッシュ。逆転勝利が見えてきたが、これをこらえた荒川が反撃に出ると、ガス欠とダメージでフラフラになった川畑を主審が救った。荒川は9勝5KO4敗1分。川畑は2勝2KO5敗。
◇54.5キロ4回戦
小林亮二(戸髙秀樹)[引き分け1-0(38-36、37-37×2)]三浦良斗(ワタナベ)
◇フライ級4回戦
吉田拓也(折尾)[TKO2回2分28秒]杉山雄太(セレス)
◇ライト級4回戦(東日本新人王予選)
長沼蒼大(大橋)[TKO3回2分21秒]小西佑亮(ワールドS)
◇58.0キロ4回戦
渡辺凜太郎(レパード玉熊)[3-0(38-37×2、39-36)]髙橋倫矢(セレス)
◇S・フライ級4回戦
西屋香佑(横浜光)[3-0(40-35×3)]関根光(館林)
◇ミニマム級4回戦
石川準併(セレス)[3-0(39-36×3)]大川朝史(KG大和)
2025年4月19日 20時04分
2025年4月19日 19時54分
2025年4月18日 22時06分
2025年4月18日 16時31分
2025年4月18日 16時25分
2025年4月17日 13時07分