力石政法が一撃4回TKO勝ち 東洋太平洋S・フェザー級V1で「強い世界ランカーと」対戦希望
2022年8月15日 17時50分
2022年8月15日 17時38分
元アマチュア全日本ライト・ヘビー級王者からプロ転向した但馬ブランドンミツロ(KWORLLD3)が14日、エディオンアリーナ大阪で行われた空位の日本ヘビー級王座決定戦に出場。韓国同級王者のイソンミン(韓国)に初回1分9秒TKO勝ちして第4代目のチャンピオンになった。
プロ2戦目のタイトル獲得は、辰吉丈一郎と田中恒成の4戦目を抜いて日本チャンピオン史上最短レコード。タイトルは昨年対戦が予定された当時の王者上田龍(石神井スポーツ)が返上して以来空位となっていた。
試合前日の公式軽量では、4月のデビュー戦と比べると3キロ軽い120キロだった但馬。相撲取りのようなズングリ型ながら、ハンドスピードは落ちていないと豪語する通り、速攻で8.5キロ軽いイを圧倒した。
両グローブで顔を覆ってガードを固めながら距離を詰め、じっくり偵察する間もなく攻撃開始。左フックが決まるや、すかさず連打で猛攻。右アッパーが的確にイのアゴを突き上げると、主審が早めのストップをコールした。69秒の早わざでプロ初のベルトを手にした但馬は「アマチュアの時から重量級最強はミツロだったので、これをプロで証明しただけ。僕の中では日本チャンピオンは当たり前ですね。でもお客さんの前で獲れたのはうれしいことだし、ホッとしています」と勝利コメント。試合もすべて「想定内」だったという。
韓国選手を相手にした日本タイトルマッチは、日本ボクシングコミッション(JBC)が認定すれば挙行できるルールになっている。主催側はイの韓国タイトルも同時に懸けられるとし、勝った但馬は日本と韓国の2本のチャンピオンベルトを肩に掲げて勝利を誇示した。しかしJBCは韓国タイトルの移動については公式に関与していないと言っている。
勝った但馬は「まだ27(歳)だし、45まではやろうと思っているのでこれからです。コロナ禍の中でどんどん強くなっていく僕を見てほしい」と駆けつけた5000人の観客(主催者発表)にアピールした。但馬のプロ戦績は2戦2勝でいずれも初回TKO勝ち。敗れたイ(31歳)は7勝2KO2敗1分。
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