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WBO王者に動き 井岡一翔は2団体統一戦、中谷潤人タイトル返上、ナバレッテはS・フェザー級進出か

2022年10月29日 10時04分

 年次総会を開いていたWBOはランキング委員会でフライ級王者の中谷潤人(M.T)の王座返上、S・フライ級王者の井岡一翔(志成)がWBA王者ジョシュア・フランコ(米)と2団体統一戦を行うことなどを承認した。WBOがホームページ上で各階級の動きを報告している。

プエルトリコで開催されたWBO年次総会

 王座が空位となるフライ級は、WBC・S・フライ級王座を返上したジェシー・ロドリゲス(米=帝拳)が1位にランクされる。ロドリゲスは以前、WBO・L・フライ級1位にランクされていたことがあり、満場一致でフライ級1位が認められた。これにより、これまで1位にランクされていたクリスチャン・ゴンサレス(メキシコ)とロドリゲスによる王座決定戦を指令した。

 S・フライ級は満場一致で井岡の統一戦を認め、統一戦の勝者が180日以内に1位と指名試合を行うよう通達した。元WBA同級王者で4位のアンドリュー・モロニー(オーストラリア)が先日、2位ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)に勝利して1位にランクされることを希望。中谷も同級で1位にランクされることを望んでいると報告された。

 バンタム級は3団体統一王者の井上尚弥(大橋)が12月13日、WBO王者ポール・バトラー(英)に勝利した場合、階級を上げる見込みであることが報告された。王座が空位となった場合、1位ジェーソン・モロニー(オーストラリア)は2位ジョンリール・カシメロ(フィリピン)と対戦の準備ができているが、カシメロが階級を上げるとの情報があると報告された。

 シャクール・スティーブンソン(米)の王座はく奪により王者不在のS・フェザー級は、フェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が王座決定戦への出場を希望。ナバレッテがS・フェザー級王座を獲得した場合、10日以内にどちらかの王座を選択しなければならないとしている。

 また、ヘビー級に関しては、フランシスコ・バルカルセル会長が、王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)とWBC王者タイソン・フューリー(米)との4団体統一戦が来年実現することを希望した。既にジョー・ジョイス(英)を暫定王者に認定している。Photo by SUMIO YAMADA

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