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元王者吉田実代が米国移住 NYで世界復帰目指す

2022年11月24日 18時52分

 元WBO女子S・フライ級チャンピオンの吉田実代(34歳)が24日、都内の日本ボクシングコミッションで会見を開き、今後は米国ニューヨークを拠点にボクサー活動を行うことを発表した。三迫ジムとの契約を終了して米国に移住し、ディベラ・エンターテインメントと契約してリングに上がる。

三迫会長にも背中を押されて米国移住する吉田

 海外の舞台で戦ってみたい――。吉田がかねて抱いていた思いを行動に移した。王座から陥落後の今夏に渡米してトレーニングをした際、ディベラ・エンターテインメント側とつながり、「人生は一度しかない、やり切りたい」と決断。相談を受けた三迫ジムの三迫貴志会長も吉田の気持ちを汲み、快く送り出すことになった。

 ディベラ・エンターテインメントは殿堂入りプロモーターのルー・ディベラ氏が主宰。吉田は一人娘の実衣菜ちゃん(7歳)とともにブルックリンに住み、グリーソンズジムを練習拠点にする。11月上旬に渡米して実衣菜ちゃんの通う小学校を決めたり、生活環境を整えてきたという。吉田のパワーの源である実衣菜ちゃんも最近ボクシングを始めたそうだ。

「温かく送り出してくれる三迫会長、久保(明子)マネジャーらの気持ちを忘れないよう、活躍して、胸を張って帰ってこれるようにしたい」と吉田。12月になって再び渡米し、早ければ試合は来年2月にも行いたい意向だ。

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