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井岡一翔「勝ったかな、と」 統一戦ドローを語る

2022年12月31日 20時23分

 S・フライ級王座統一戦がドローに終わったWBOチャンピオンの井岡一翔(志成)は、試合後、報道陣の取材に応じ「結果で応えられなかった。とても悔しい」と語った。

試合を振り返る井岡

 戦っていた井岡の感覚では、手応えのある勝負だった。前半からジョシュア・フランコ(米)のパンチをガードしつつ左ボディブロー、右クロスを打ち込んだ。「あまりパンチをもらっている感覚もなかった」と余裕も持ちながら戦っていたという。自身は「勝ったかな、と」思ったが、ジャッジの採点は勝ちにはつかず。一方で、「いろいろな見方があるので」と異議を唱えもしなかった。

 勝ち負けの結果ははっきりとしなかったが、中身としては「やってきたところは出せた」(井岡)と納得している。「プランとして、自分のやるべきことを状況判断しながら戦っていました」と井岡は言う。予想外だったこともあり、フランコのタフネスには「もうちょっとボディ打ちで鈍るかと思ったけど」と井岡は振り返った。

 「もうちょっと中盤で相手を止めて、削って疲れたところにプレッシャーをかけたかった。でも、結構出てきた」とフランコのタフネスと気迫、手数を認めつつ、「現時点でやれることはやったと思う」。

 フランコ側は当然リマッチを望み、同様に観戦したフアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)も「(フランコと井岡の)どちらでもいいが、可能なら井岡と戦いたいね」と語っている。井岡本人は「それは僕はエストラーダ選手と戦いたいですよ」と希望した。

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