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ライト級名王者 ケン・ブキャナン死去 デュラン、ガッツ石松と対戦

2023年4月3日 10時14分

元世界ライト級王者ケン・ブキャナン氏が4月1日、英国の老人ホームで亡くなった。77歳だった。長年、認知症の闘病生活を送っていた。「ケン・ブキャナン基金」がソーシャルメディアを通じて伝えた。

2000年に殿堂入りしたブキャナン氏(左)

英国スコットランドのエジンバラ生まれ。アマチュアで活躍した後、プロ転向して33連勝の快進撃。1970年1月スペインで同国のミゲル・ベラスケスと欧州ライト級王座を争い判定負けしたのが初黒星。同年9月、プエルトリコでWBAライト級王者イスマエル・ラグナ(パナマ)に挑み判定勝ちで戴冠。71年2月ロサンゼルスでルーベン・ナバーロ(米)に判定勝ちで初防衛を果たすとともに空位のWBCライト級王座を獲得した。

WBC王座はペドロ・カラスコ(スペイン)との指名試合に応じなかったため剥奪されたが、71年9月ニューヨークのマジソンスクエアガーデン(MSG)でラグナと再戦し返り討ちにした。そして72年6月、MSGで“石のコブシ”ロベルト・デュラン(パナマ)の挑戦を受け13回KO負けで王座から転落。同ラウンドにデュランが放ったローブローが後々まで論議を巻き起こした。

次戦で名王者カルロス・オルティス(プエルトリコ)に引導を渡すなど13連勝して英国&欧州王者に君臨。75年2月、東京でWBCライト級王者ガッツ石松に挑んだが、全盛期のような動きは見られず判定負け。79年に欧州王座を失い、最後は4連敗して82年1月の試合がラストファイト。生涯戦績61勝27KO8敗。ストップ負けはデュラン戦だけだった。

ヨーロッパスタイルの華麗なテクニシャンとして鳴らし、英国ではもちろん、海外でもファンは多かった。2000年に国際ボクシング名誉の殿堂博物館入り。英国メディアによると私生活では2度の離婚を経験し、5人の子供を授かった。晩年は事業がうまく行かず、ホテル暮らしをしていたこともあったという。

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