2016年3月27日日曜日

コバレフ戦に前進、ウォードがバレラに快勝

 26日(日本時間27日)米カリフォルニア州オークランドのオラクル・アリーナで行われたL・ヘビー級12回戦は、地元のアンドレ・ウォード(米=写真)がIBF1位サリバン・バレラ(キューバ)に3-0判定勝利。無敗対決を制し、この日リングサイドで観戦した3冠(WBO、WBA、IBF)統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)との対決に前進した。

 試合は突進するバレラ、カウンターをねらうウォードという展開で進行。3回、ウォードの左フックでバレラがダウン。ダメージは少なかったが、キューバ人に驚がくの表情が浮かぶ。中盤も巧妙なディフェンスと的確なジャブでウォードがリード。バレラのプレスに遭いながらもポイントに結びつける。

 8回、再びバレラが倒れたが、これはローブローによるもの。ラウル・カイース・シニア主審はウォードに減点1を科す。その後荒れ気味になり、10回、ヘッドバットでウォードは左マブタをカット。終盤バレラは懸命に腹部を攻撃したが、最終回ウォードがコンビネーションで締めくくった。スコアカードは117-109、119-109、117-108でウォードが9ヵ月ぶりのリングを飾った。

 試合後、統一王者コバレフ(32)は「11月は(試合の)絶好機。ぜひやろうじゃないか」と乗り気の発言。コバレフのプロモーター、メインエベンツ社のカティ・デュバ女史も「このカードはメイウェザーvsパッキャオと正反対の玄人好みの顔合わせになる」と締結に前向きな言葉を発した。

 一方、難敵に快勝したウォードは「ブランクを理由にしたくないけど、自分のベストの状態でなくとも私は勝てることを証明できた。コバレフにも問題なく勝てる。彼はグレートなチャンピオンだ。でもナンバーワンではなくてその他大勢の一人だよ」と自信のコメントを残した。Photo/SUMIO YAMADA