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2016年4月29日金曜日

三浦隆司下したバルガス薬物反応、GBPは王者弁護

 WBC世界S・フェザー級王者フランシスコ“バンディード”バルガス(メキシコ=写真)が初防衛戦(6月4日・米カリフォルニア州カーソン)に向けてトレーニング中に行った薬物検査で、違反物質が検出されたことが判明した。バルガスをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が28日(日本時間29日)メディアに報告した。

 バルガスから検出された物質はクレンブテロール。問題となっているWBA世界ヘビー級レギュラー王者ルーカス・ブラウン(豪州)から発見されたものと同じ物。ブラウンのケースと同じくラスベガスに本部を置くVADA(ボランティア・アンチ・ドーピング協会)が先週、メキシコで2度にわたりバルガスに試験を実施した。バルガスは試験に対して好意的。オリンピック選手当時から厳格なテストをパスしており、挑戦者のオルランド・サリド(メキシコ)が06年、ロバート・ゲレロ(米)を下してIBF世界フェザー級王座を奪取した後、薬物検査でアウトになりベルトを剥奪された事実から、バルガス自身がテストをリクエストしたといわれる。

 当然ながらバルガスは潔白を主張。GBPは「陽性反応が出たのはフランシスコがメキシコで食べた肉にクレンブテロールが混入していた可能性が高い」と声明の中で記している。それによるとバルガスは先週20日と21日、肉を食べ、その後VADAの代表者にサンプルを渡したとされる。トラブルを避けるため、バルガスはメキシコ・キャンプを切り上げ、米国で調整を図る計画を明かしている。

 メキシコでは2011年から現在まで、20人のプロサッカー選手からクレンブテロールが発見され問題となっている。状況は予断を許さないものの、GBPはサリド戦は予定どおり挙行されると見ている。