April
26
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

20°C Mist
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 8.31田口良一vs宮崎亮、河野公平vsコンセプシオン

8.31田口良一vs宮崎亮、河野公平vsコンセプシオン

2016年7月4日 18時46分

 ワタナベジムは4日午後、東京・五反田のジムで会見を開き、河野公平&田口良一の両チャンピオンが出場するダブル世界戦を発表した。8月31日東京・大田区総合体育館で田口は宮崎亮(井岡)、河野はルイス・コンセプシオン(パナマ)の挑戦を受ける。挑戦者はともに1位(コンセプシオンは暫定王者でもある)で、プロモーターを務める渡辺均会長も「両方とも指名試合。今回は内容で勝負したい」と鼻息荒い。

左から挑戦者の宮崎、王者の河野と田口

 メインはWBA世界L・フライ級王者の田口に宮崎が挑む日本人対決。「メインイベントは内山(高志)さんの指定席だから」と謙遜する田口だが、これは内山が無冠となり、まだ進退を明らかにしていないのだから仕方がない。田口も「注目度が違うでしょうし、メインにふさわしい試合をしたい」と大役の責任を感じているようだ。「日本人対決は井上尚弥君との試合以来。しっかりと勝って今後につなげたい」とV4を誓った。

 会見には対戦相手の宮崎も出席した。元WBAミニマム級王者で、こちらは2013年9月以来の世界タイトルマッチ。「本当にワクワクしています。L・フライ級は僕の主戦場。プロとして最高の試合をしますよ」と2階級制覇のかかる一戦に闘志を燃やしている。日本、東洋王座はいずれも東京の試合で獲得しており、今回もそのつもり。「ボクシングのポテンシャルは僕のほうが上。アマチュアもやっているし、引き出しも僕のほうが多い」とさっそくジャブを繰り出していた。

 暫定王者コンセプシオン(34勝24KO4敗)を迎えることになったWBA世界S・フライ級王者の河野は「フライ級でもタイトルを獲っているし、ほとんどKOで勝っているからヤバい相手」と危険視しつつも「そんな相手に勝ってこそチャンピオン」と決然とした表情。自身の結婚式を終えたばかりで、「これで試合に向けて気合いを入れてやれます」と、いよいよ戦闘モードに。「試合に向けて全部集中します」と言っていた。

 当日ダブル世界タイトルマッチはテレビ東京系列で、ゴールデンタイムで全国中継される。

Related article
関連記事