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18歳の加納陸、最年少記録かけあす高山勝成と世界戦

2016年8月19日 21時06分

 WBO世界ミニマム級王座決定12回戦、WBO女子世界L・フライ級王座決定10回戦(20日・兵庫県三田市駒ヶ谷公園体育館)の調印式、前日計量が19日、三田市の三田ホテルで行われた。ミニマム級王座決定戦に出場の同級1位、加納陸(18=大成)、同級2位の高山勝成(33=仲里)はともにリミットを100グラム・アンダーの47.5キロで一発パス。女子の前OPBF・L・フライ級王者、竹中佳(30=高砂)は48.7キロ、WBOアジア・パシフィックL・フライ級王者、ルイス・ホートン(31=オーストラリア)は48.3キロでパスした。

新鋭の加納(左)がベテラン高山に挑む

 記者会見で加納は「ここまで来たというのが率直な感想です。高山選手はテンポの速いボクシングをしてくるだろうが、自分のボクシングをするだけ。小さい時からの夢がかなうと思うし、自信はあります」と井岡弘樹・西日本ボクシング協会会長が持つ国内最年少世界王者獲得記録を6日更新する18歳9カ月4日の王座獲得に意欲をみせた。高山は「明日はお互いベストの状態で思い切り戦えそう。自分のボクシングを貫き通して、強いところを見せます」と世界王者返り咲きに自信をのぞかせた。

WBO女子王座を争う竹中(左)とホートン

 女子の竹中は「相手は出入りの激しいスピーディーなボクシングをしてくるだろうが、気持ちで負けないように戦い、(地元の兵庫県)高砂市にベルトをもたらせたい」と強い決意。竹中とともに世界戦は初めてのホートンは「4人の子どものためにも勝ちたい。ゴロフキンのようにアグレッシブに戦います」ときっぱり語った。

 両試合とも日本製の8オンスグローブを使用、フリーノックダウン制で戦う。ランキングが上の加納は通常赤コーナーだが「チャレンジャーとして戦う」と青コーナーを選択した。ミニマム級王座決定戦は20日午後2時40分からテレビ大阪、テレビ愛知で生中継、TVQ九州放送で20日25時55分から録画放送される。東日本では放送されない。

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