2016年10月30日日曜日

川島翔平がミハレスに惜敗、元王者の地元で大健闘

 メキシコ・デュランゴ州ゴメスパラシオで29日(日本時間30日)元S・フライ級世界王者クリスチャン・ミハレス(メキシコ=WBCフェザー級4位)と12回戦を行った日本S・バンタム級10位の川島翔平(真正)はクロスゲームに持ち込んだものの0-3判定負け。ミハレスはWBCフェザー・シルバー王座を防衛した。

 これまで無敗を誇るもののキャリア不足の川島(14勝3KO2分)に対し、サウスポーのミハレスはプロ65戦目。それでも川島は初回から臆することなくメキシカンに向かっていった。3回、左右コンビネーションをコネクトすると、ミハレスは顔が腫れ出す。4ラウンド終了時の公開スコアは2-1でミハレスがリードしたが、中盤に入っても川島の左ジャブ、右が断続的にヒットした。

 川島が逆転したかにも思えたが、8回終了時の採点は、3ジャッジとも77-75でミハレスの優勢。10回にミハレスは左マブタを弓形に深くカット。それでも左強打をリターンしてベテランの味を発揮したが、最終12回は川島が右を連射して締めくくった。

 公式スコアは3ジャッジとも115-113でミハレスを支持。しかし前回、プロスペクトの一人アンドレス・グティエレス(メキシコ)を下してこのベルトを獲得した試合と比べると不調は明らか。メキシコのファンも「ハポネス(日本人)が勝っていた」とネットで発信する者が少なくなかった。ミハレスは「(川島は)ファイタータイプと聞いていたが、すごいテクニシャンだった」と相手を称えた。惜しむらくは川島に一撃のパワーがもっとあれば、展開は変わっていたかもしれない。

 同じリングではミニマム級の元WBO&IBF王者フランシスコ“チワス”ロドリゲス(メキシコ)が4回にダウンを奪った後、5回1分21秒、クリソン・オマヤオ(フィリピン)にTKO勝ち。サンフェル・プロモーションからプエブロ・プロモーション移籍第1戦を飾った。